豊田地域における 令和5年6月30日以降の大雨被害の状況をお知らせいたします。
予想だにしなかった大雨災害から半月が過ぎました。
豊田地域では、日頃比較的天災の少ない地域だという意識がありましたが、この度は各所で床上、床下浸水。がけ崩れ、道路の隆起、陥没、崩落などの被害がありました。
生活圏内においては、ボランティアさん含む多くの方々の手助けもあり、徐々に復旧しているようですが、豊田町観光業には大打撃である各名所がことごとく被害に遭っています。
以下、観光協会にお問合せの多い観光箇所の現況です。
徳仙の滝 手前 (山口県下関市豊田町江良)*トップ画像も徳仙の滝
「涼」を求めてこれからのシーズン、多くの人が訪れるであろう「徳仙の滝」は、滝の手前の道が陥没しており、それ以前の道にも落石・土砂があり、通行止めとなっています。
地元有志がお盆の数日行っている「そうめん流し」も、残念ながらこの夏は中止となりました。
神上寺までの参道 (山口県下関市豊田町江良)
こちらもお寺までの道に陥没部分があります。
コンクリートが水や土砂で剥がれており、境内まで登れません。
石柱渓 (山口県下関市豊田町台)
こちらは数年前の台風等の被害の修復もできないままの状況。
森の中には倒木も数多く、地盤も緩くなっており、危険な箇所もありそうです。
また、写真はありませんが、こちらも数年前の天災被害で通行止め箇所がそのままであった「華山」は、遂に3箇所あった登頂までの道が全て通行止めとなりました。
豊田町の夏から秋にかけての人気スポットが軒並み被災し、かなり気持ちも沈んでおります。
少しでも早い復旧となることを願うばかりです。